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by kazuo_okawa
6日、私宛に、実に面白いダイレクトメールが届いた。
「株式会社22世紀アート」なる会社で紙の在庫本を持たず注文を受けてから
印刷して販売するという会社である。
そして拙著『ホームズ!まだ謎はあるのか?』(一葉社発行)について
こちらに任せませんかという内容。
冒頭のあいさつ文には「この度は、『PDF出版(返金保証付)』企画について
是非ご案内したいと思い…」とあるのだが、拙著用の販売見積書をよく見れば
「返金保証」は「0円」とあり笑ってしまう。
「調査員が厳選した100作品のみにご提案いたします」という
宣伝文句はなかなかうまい言葉であり、
プライドをくすぐられて申し込みそうな人はいそうであるが、
私からすればこういう怪しげな文句自体から疑ってしまう。
そもそも『ホームズ!まだ謎はあるのか?』は極めてマニアックな書物であり、
「100作品」に入るような代物ではないんですね。
ホントに「厳選」してるの !?
当然申し込むはずはないのだが、あまりに面白いので、
出版元一葉社社長にメールする。
さすがである。
すぐに返事が来た。
要旨は次の通りである。
<一見、悪くない話のように見えますが、電子出版(商売)の場合、
一度契約を結ぶと、販売されようがされまいが毎年管理料なるものをはじめとして
諸々の手数料や経費が請求される>
<1番の問題は出版権を侵害する可能性のあること。
先方もそれは意識しているみたいで、
そのためあえて書名や体裁を変えて別仕立ての本のようにして案内する>
さすがである。
<たぶん、先方は自費出版物と目をつけた本に的を絞って、
自費出版物だろうから著者さえ了解すれば出版権は二の次ぐらいに考え、
ただ万一のことも考えて書名や体裁の変更も
あらかじめ見積もりに組み込んでいるのだろうと思われる>
<自費出版物に的を絞っている証拠の一つに、
「日本自費出版文化賞」への応募を挙げていることからもわかる。
ちなみに、この賞への応募手数料は3,000円なのに、15,800円には呆れる>
アハハ。
実は、『ホームズ!まだ謎はあるのか?』は自費出版ではない。
実はこれだけで怪しいとわかるんですね。
自費出版されている方、是非ご注意を。
そういえば、自費出版と言えば、ベテランの弁護士さんも多いようですが、
くれぐれも騙されないでね。